(4日目)これからの時代に求められるカッコいい大人とは
日 時 |
2022年11月6日 14:00~17:30 |
会 場 |
井波コミュニティプラザ アスモ 2階会議室 |
講 師 |
株式会社 たがみ 代表取締役 田上 雅人氏(オンライン)
株式会社 高垣工務店 代表取締役 石山 登啓 氏(オンライン)
田辺市たなべ営業室 鍋屋 安則 氏(オンライン)
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未来創造塾2022合同講義
新しい時代に求められるカッコいい仕事
たなべ未来創造塾の実績紹介を受けた。
田辺市は塾生同士がコラボレーションしてCSVに取り組むプロジェクトが多くある。
デザイナー×家具屋による虫食いあかね材の家具開発、空き家を活用したゲストハウス&カフェバー、鳥獣駆除×フレンチ、うなぎ屋×梅干し屋のひつまぶしなど。それぞれが、国や団体から受賞したり、メディアに露出したりなど、高評価を受けている。
地方のビジネスに重要なこととして挙げられた3点が以下。
・「身近な困りごと」を見つけて、本業を生かしたスモールビジネスで解決する。
・コミュニティを形成し本業の売上につなげる。
・地域事業者とコラボすることでバリューチェーンが強化され、新たな価値創出につながる。
魅力的な仕事に取り組む大人を大勢排出することが横のつながりを呼び、地域外からも注目され、また人が集まる。
現状を嘆くばかりでは何も変わらない。自分たちの地域は自分たちの力で変えていかなければならない。
質疑応答
米屋の田上氏は、会社を存続させるため、地域の米農家や文化を守るために農業に参入。ブランド米づくりに踏み切った。
栽培には、梅の調味廃液を使用するなど、ここでしか作れない米作りにこだわった。さらに米作りを核に、横のつながりをいかして、酒造り、田植え体験、ワーケーションの受け入れ、植樹(山の水を守るため)、ECサイトの立ち上げ(B to Cへ)、閉業するカレー店の事業を承継、など、ビジネス・取り組みの範囲を広げた。
本業を中心に、6次産業化による多角経営することで、雇用の創出などにつながり、柔軟なビジネスが可能になった。
日本政策金融公庫について(1)
今日のプログラム終了後、日本政策金融公庫 高岡市店長 小林氏を交えて、近年の金融機関の考え方、インターネットに公開されている情報の役立て方などのお話を伺った。